お肉・卵に関する豆知識です ダチョウ肉や卵の購入に関してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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肉の特徴
ダチョウの肉は、ニワトリの肉と異なり、赤身です。一見、牛肉の様ですが、いわゆる「霜降り」とは違い、脂は殆どありません。しかし、食感はとても柔らかく、臭いやクセも無く、和食、洋食、中華とどんな料理にも良くあいます。
ダチョウ肉(モモ)
 
栄養
ダチョウ肉の特徴は、低コレステロール、低脂肪、低カロリーで、鉄分が多く含まれています。ですので、ダイエット中の人、成人病を気にする人、妊娠中の人、育ち盛りのお子様やスポーツ選手などにピッタリの食材といえます。

ダチョウ肉と他の家畜との栄養比較表

カロリー
cal
タンパク質
g
脂肪
g
脂肪酸 コレステロール
mg
鉄分
mg
ダチョウ
ニワトリ

97
140
240
275
22
27
21
24
2
3
15
19
0
0.9
6.4
7.0
58
73
77
84
2.44
0.85
1.87
1.02
USDA(米国政府)ホーム&ガーデンズ会報・1989年(85g中)
鉄分 ダチョウ=Harris 1994, その他=日本食品標準四訂から引用

  
肉の種類
肉の種類には、大まかに「フィレ」、「モモ」、「内臓(砂肝、肝臓、心臓)」、「その他部位(ネック、スジ肉など)」に分けることが出来ます。
また、その他の生産物として、骨は良質のスープのだしとして、足の裏は「熊の手」と同じように、珍味として利用されます。
 
 ダチョウの卵の重さは、約1,400g前後で、ニワトリの卵の約25個分もあります。卵の成分は、ニワトリに良く似ています。殻の色は、白〜ベージュまで変異(個体差)があり、殻に絵を描いたり、彫刻を施すエッグアートの材料や、またランプシェードなどのインテリアとして利用されます。
 
アレルギーの原因の一つに鶏卵があります。鶏卵アレルギーの原因物質は、鶏卵に含まれるタンパク質のうちの主にオボムコイドとオボアルブミンが原因であるといわれています。ダチョウの卵はアレルギー物質に関して、鶏卵と大きく異なり、アレルギーを起こしにくいといわれています。
卵の構成
水分
g
タンパク質
g
脂肪
g
灰分
g
炭水化物
g
ダチョウ

ウズラ
エミュー
七面鳥
アヒル
75.1
74.7
74.3
73.9
73.7
70.5
12.2
12.0
13.1
11.2
13.1
13.3
11.7
12.3
11.1
12.6
11.7
14.5
1.4
-
1.1
-
0.8
1.0
0.7
-
0.4
-
0.7
-
液体可食部100g当たりの数値    Salesら,1996から引用

卵の栄養素
栄養素 単位 ダチョウ エミュー
ビタミンE
ビタミンA
チアミン
葉酸
パントテン酸
リボフラビン
カルシウム
リン
マグネシウム
マンガン
セリン
亜鉛
ヨウ素

ナトリウム
カリウム
IU/g
IU/g
ppm
ppm
ppm
ppm


ppm

ppm

ppm
ppm

0.062
19.29
5.85
1.93
30.1
9.72
0.260
0.798
559.0
6.6
1.57
53.7
3.2
101.3
0.67
0.4
0.045
13.1
2.43
0.511
36.8
11.87
0.245
0.817
510.0
3.4
1.18
38.5
3.05
98.3
-
-
0.12
20.5
3.55
1.18
55.3
12.6
0.233
0.810
490.0
15.8
0.60
59.2
2.8
90.9
0.54
0.50
乾燥重量当たりの数値  Deeningら(Angel,1993)から引用
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