ダチョウ飼育をご紹介します。 ご質問が御座いましたら、お気軽にどうぞ。
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繁殖鳥用親鳥

 親鳥のパドックでは、雄1羽に対して、メス2羽のトリオで飼育されています。
良い卵を産ませるには、親鳥の健康状態と、お互いの相性が重要です。
交尾

 繁殖期に入ると、雄は、すねやくちばしの色が鮮やかなピンク〜赤色になり、
座って首を左右に振るディスプレイをするようになります。
 一方メスは、首を下げ、くちばしをパクパクさせながら羽を広げて、小刻みに
パタパタと動かす発情姿勢(フラッタリング)を見せます。

 そして、ついに・・・・・
産卵

 繁殖期間中に1羽のメスが、40〜90個程度の卵を産みます。産卵場を作って
おくと、同じ場所で産卵します。
 産み落とされた卵は、なるべく、早急に回収します。
貯卵

 回収した卵は、汚れを取り除き、消毒します。
 効率よく孵化を行なうために、一旦、室温15〜20℃で保管します。
孵卵

 貯卵していた卵を、孵卵器に入れます。
 ふ卵器は一定時間おきに、卵が傾く(転卵)ように設定されています。
 孵卵中は、定期的に有精卵の発生具合を確認します。
孵化

 有精卵は、孵卵器に入れて、約42日で孵化します。
 孵化する数日前に、孵卵器から孵化器に移します。
 
 卵にひびが入りました。まもなく孵化です。
孵化 その2

 硬い殻を割ってヒナが出てきます。
 
 がんばれー!
孵化 その3

 ついに生まれました。
 (ちょっと、感動します。)
初生ヒナ

 生まれたヒナは、すぐに、雑菌からの感染を防ぐため、へそを消毒します。
 へその緒と毛が乾くまで、しばらく孵化器で過ごしていただきます。
初生ヒナ その2

 毛が乾いたら、室内の飼育場へ移します。まだ、温度調節ができないので、
30〜35℃前後に設定してあります。
 ここで、餌と給水を覚えさせます。

 ただいま、爆睡中です。
3週齢ヒナ

 生後3週間位で野外の環境に慣らしていきます。
 まだまだ、温度や環境の急変には、注意が必要な時期です。
2ヶ月齢ヒナ

 だいぶ成長しました。
3ヶ月〜5ヶ月齢

 ヒナの成長に合わせて、パドックの広さを広げていきます。
給餌

 成長ステージに合わせて予め配合された、専用餌料と牧草(アルファルファ)
を与えます。
6ヶ月齢

 もうすぐ見下ろされそうです。
12ヶ月齢

 足も太くなり、ほぼ大人の大きさに成長しました。
そろそろ出荷です。
飼育中の出来事 その1

 成長途中には色んな事があります。
 
 近所の小学生が見学に来ました。
飼育中の出来事 その2

 ダチョウは意外と寒さにも強く、雪が降っても全く平気です。
出荷

 いよいよドナドナです。
(準備中)
そして・・・

 出荷された鳥は、専用のと殺場で、食肉処理され、食用肉、革製品などが
出来ます。
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