たまごの割り方をご紹介します ダチョウ肉や卵の購入に関してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
ポストをクリック!
情報館TOPへ ダチョウ屋さんTOPへ

殻に穴をあける方法
 ダチョウの卵の殻は、インテリアやエッグアートの材料として利用できます。玉子焼きやお菓子の材料として使用する場合は、殻に最小限の穴を開けて、卵の中身を出すと、黄身と白身は混ざってしまいますが、殻を利用することが出来ます。

 準備する物 
  • かなづち(叩けるものであればOK)
  • 釘(金属製で先のやや尖ったものであればOK)
  • 曲がるストロー
  • ボウル
  • ガムテープ(卵の台座に使用)
  • 割箸
  • ペンライト(懐中電灯でもOK)

準備
1.気室の確認
 通常、ダチョウの卵はいわゆる「たまご形」〜楕円形をしていますが、長軸方向の一方の端付近に「気室」という空気の部分があります。(ニワトリのゆで卵で、殻をむいたときに白身が凹んでいる部分です)この部分に穴を開けると後の作業が楽で、殻の破片も混入しにくくなります。
 部屋を暗くして、卵にペンライトを密着させると、気室の部分が、明るく見えるので、簡単に確認できます。(画像にカーソルを合わせてみてください)
 確認できたら、鉛筆などで印をしておくとよいでしょう。

気室の確認
2.穴を開ける
 気室の部分に、かなづちと釘を使用して、直径1.5cm位の穴を開けます。
 小さな穴から徐々に広げていくときれいに開きます。この時、殻と密接している膜は破れてもかまいませんが、気室と卵の中身が接している膜は破らないように気をつけましょう。
 また、気室内に殻の破片が入った場合は、逆さにして振ったり、息で吹き飛ばしておくと、卵の中身に殻が混入するのが防げます。水で洗ってもかまいません。
 慣れてくれば、釘が無くても、かなづちやペンチなどの角をうまく使って穴をあけることが出来ます。

穴をあける
3.中身をかき混ぜる
 あけた穴に割箸などをさして、膜を破り、中身を良くかき混ぜます。卵の中身は部分によって硬さが違います。かき混ぜることにより、穴から中身が出やすくなります。

混ぜる
4.ストローで中身をだす
 曲がるストローを90度以上曲げ、短い方を卵の穴に差し込んで、ひっくり返し、ストローから息を吹き込んで、中身を出します。出てきた中身は、ボウルで受けます。
 穴が小さい場合や、粘性の高い部分が出る時は、なかなか出ない場合がありますが、息を吹き込んで中身が出ない状態で、ストローから口を離すと、中身がストローをつたって逆流してくるので注意しましょう。この様な場合は、ストローをくわえたまま、卵からストローを抜きます。

中身を出す
5.破片を取り除く
 混入してしまった、殻の破片を取り除きます。
 殻は、洗ってよく乾かしておきましょう。また、一旦穴を開けた殻(中身の無い殻)は、割れやすいので、注意しましょう。
中身を崩さない方法
 目玉焼きにする場合は、この方法です。

 準備する物 
  • かなづち(叩けるものであればOK)
  • プライヤー(あれば便利)
  • ボウル
  • ガムテープ(卵の台座に使用)
  • ペンライト(懐中電灯でもOK)

準備
1.気室の確認
 上記の「殻に穴を開ける方法」と同様に、気室を確認します。
 絶対ではありませんが、気室のある方から割ったほうが、失敗が少ないと思います。

気室の確認
2.殻を割る
 かなづちを使って、気室付近の殻を割ります。少し穴が開いたら、手やプライヤーで穴を広げていきます。膜はなるべく破らないように気をつけます。穴の大きさは写真を参照してください。

殻を割る
3.膜を取り除く
 殻・気室と中身を隔てている膜を取り除きます。

膜を取り除く
4.中身を出す
 中身を一気にボウルへ出します。(緊張の瞬間!)

中身を出す
.破片を取り除く
 混入してしまった、殻の破片を取り除きます。
 殻も、洗えば、植木鉢や小物入れとして利用できますよ。

6.おまけ
  (画像にカーソルを合わせてると・・・失敗例(T_T))
 
卵の保存について
 食用卵であれば、通常、冷蔵庫で保存します。ダチョウの卵はニワトリの卵と比較して、外からの細菌が入りやすい構造をしています。産卵時に極端に泥などで汚れた状態でなければ、産卵後1ヶ月位は食べることが出来ます。
inserted by FC2 system